「糸もらってちょうDAY」
大坂の泉大津市にある「水野撚糸工業所」さんは、
絨毯を形成する前段階の糸を撚る工場だそう。
50年以上、水野さんが人生を注ぎながら続けてこられた工場を この度閉じられるにあたって
“ 残った単糸 や 撚り後の余りなどを 希望されるひとたちに 持ち帰っていただく ”
という『糸のお引越し会』が 一週間にわたって行われていた。
(連日の様子は 水野さんの Facebook をどうぞ ^^♪)
たまたま 流れてきた SNSで 知ったこの企画。
「糸つながりだから行かなくちゃ!」 という思いに駆られ、泉大津へ赴くことにした。
連れて帰りたくなるモノ に 出逢えたら…
“ 水野さんのエネルギーが撚られた糸 ” ごと もらって帰ろう。
もし、ワタシの元にやってくる糸 が 無かったら...
50年余りに渡って撚り生み出されてきた 水野撚糸工業所さんの『創造活動のエネルギー』を 味わってこよう。
そんな想いを抱きながら 車を走らせてゆく。
やっと到着したのは、終了まで 残り30分を切った頃だった。
その日、最後の訪問者だったワタシは
静かに響く “ 機械 ” と “ フォークリフト ” の【働く音】と
明日のために 場を清める “ 掃き掃除の音 ” を 聴きながら、
もらってもらうのを ひっそりと並んで待っている 糸たち を 観てまわる。
想像以上に《大きな糸巻き》だったのと
〈創りたいモノのイメージ〉が 浮かんでこなかったので
「何も選ばずに帰ろうか…」と 悩んだのだけれど、
どうしても いくつかの《色》に 呼ばれてしまうので
心惹かれる《色彩》を 選んで連れて帰るコトにした。
選び終えた 《色》を観たら… どれも これも 自然の色 だった。
《空》 の 〈あお〉
《水》 の 〈アオ〉
《草木》 の 〈翠〉
《風》 の 〈ミドリ〉
《土》 の 〈イロ〉
(重なり合う 斜めの線が とても美しい糸巻きたち)
持ち帰った糸 を 眺めているうちに
ふと… こんなイメージが 湧いてきた。
《ひとりではなく みんなで使う糸》
《自然を思い浮かべなから 創る糸》
「そうだ!この秋 心地好い自然に囲まれた場所で開催する イベントで 使って遊んだら面白いかも〜☝🏻😊」って。
イマ、
漠然としたイメージが思い浮かんでいるだけなので
どんな流れになってゆくのか?わからないけれど、
きっと「これ〜コレ〜〜!」って感じの 共同創造 になってゆくんだろうな。
糸たちが ドンピシャ!の出番 を迎えるまで
しばらく わが家で 休んでもらうことにしよう〜♪(*^^*)